2014年がごめ根昆布

※以下の内容は2014年当時の物です。生産時から年月が過ぎると粘りが少なくなることをご了承下さい。

昆布屋店主のヒガシラです。

2014年は遅かった・・・がごめ昆布の入荷が。

2014年も去年2013年に続いて不作の年ですが、がごめ昆布に関しては状況はもっと深刻。去年より品不足になりました。

その影響で入荷が遅れました。

とにかく、届いたからには早速お水に浸けて粘りのテストです！が

その前に、根昆布を作る時のお水のお勉強を。

お水には「軟水（なんすい）」と「硬水（こうすい）」があります。

日本のお水なら沖縄県の一部と関東の一部を除いて全国どこでも軟水です。硬水はヨーロッパ産のお水に多いです。

軟水で浸けた根昆布水はだしのうまみは良く出ておいしい昆布水になりますが、昆布から出る粘りは柔らかめになります。

逆に硬水で浸けた根昆布水の粘りは堅めの粘りになります。見た感じも硬水の方が良く粘っているように見えます。

今年は粘りのテストを軟水と硬水の2種類、それに去年2013年産のがごめ根昆布も同時に浸けて比較してみました。

それでは結果を見てみましょう！

最初は入荷したばかりの2014年産を軟水で浸けたものです。

11月に入って急に気温が下がったせいもありますが、最初は粘りが出ませんでした。しかし24時間浸けるとしっかりと粘りましたね！
寒い時は飲んだら直ぐ翌日分の根昆布水を作るのが粘りを出せて作り忘れもなくなるのでいいですね。

次に2014年産を硬水に浸けたものです。

最後は2013年産を軟水に浸けてみました。

こちらのページでは2014年産のがごめ根昆布を販売していますが、やわらかくて飲みやすい粘り（やわらかいゼリーのよう）の2013年産がごめ根昆布はここでもお求めいただけます。