黒糖寒天こんぶ

実は冒頭ご紹介しました黒糖寒天こんぶを食べたお客様の感想は、私がはじめて食べたときとまったく同じ感想なんです。

黒糖を使ったお菓子を食べたときによくあるのが、「食べた後に口に残ってしまう甘さ・・・」

私もこの感じが嫌いで、これまでこういったお菓子を食べないですし、販売も考えていませんでした。

しかし、その考えをひっくりかえしたのは黒糖寒天こんぶでした。

一口で食べれるサイズの黒糖寒天こんぶをお口に入れると最初に感じるのが黒糖のやさしい甘さです。

ホント、やさしい感じです。

お客様のご感想でも、甘さについて多くの方から頂くのは「ちょうど良い甘さ。」という声です。
甘すぎず、薄すぎず。この加減が良い加減です。

噛んでみると食感は羊羹（ようかん）よりやや硬めです。
しかし、「もちゃ」っとした感じではなく、どちらかというとサラっとしています。

これはゼラチンを使わず、水飴と寒天だけで固めているからなんです

「硬い」と言ってもお菓子のグミよりも柔らかく食べやすいので
お子さんやお歳を召した方も安心して食べて頂けます。

最後にあらわれる味が「こんぶ」なんですが、その風味は本当に控えめです。
知らずに食べると昆布に気がつかないほどです。

こんぶの風味というと、
人によっては「えぐみ」として口に残ることがありますが、
これは全く心配ございません。

最後にこんぶの風味がふわっと表れてスッと消えてゆく。こんな感じです。

黒糖寒天こんぶのお味、想像できましたでしょうか？

まず、黒糖寒天こんぶがお手元に届きましたら冷蔵庫で冷やしてあげてください。

それは冷やしてあげることで、おいしさがグンとアップするからです。

黒糖寒天こんぶは、控えめな「黒糖のやさしい甘さ」が特徴です。しかし、「甘さ」というのは気温が上がると普段よりひつこく感じてしまいます。暑い時期、甘さを抑えておいしく食べれるのが冷蔵庫で冷やす食べ方です。

お手元に届きましたら、まず冷やしてからお召し上がりになって頂きたいと思います。また、保存方法もそのまま冷蔵庫に入れて頂くことで良い状態でおいておけます。（暑くない時期は冷蔵庫に入れなくても美味しく召し上がれます。）

黒糖寒天こんぶをお召し上がり頂く時は飲み物もご用意下さい。

冷たい黒糖寒天こんぶに暖かいお茶も良いですが、暑い時期なら冷やし抹茶もとても良くあいますよ！また意外かも知れませんが、ブラックコーヒーもあいます。少し苦みや渋めの飲み物が、黒糖寒天こんぶの味をより引き立ててくれます。

寒天には水分を吸収する働きがあります。黒糖寒天こんぶは腸の中で水分を吸収することで大きく膨れるので食べた量よりも大きな満腹感を得られるようになります。黒糖寒天こんぶを食べる時間を工夫すれば普段の食事の量を減らすこともできると思います。

また寒天はそのほとんどが食物繊維から出来ています。この食物繊維はヒトの体では消化されない栄養素で不足してもダメ・また取りすぎてもダメ。「毎日、適量を取るのが理想的」と言われています。