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昆布水は1リットルのお水に昆布10g?20g?
和食だけじゃなく、フレンチやイタリアンなんかにも使えると話題の昆布水!
細く切った昆布をお水に浸けて一晩冷蔵庫に入れておくだけで作れる「昆布水」は、話題が少ない昆布業界で異例の反響の大きさです。
昆布水を単体で飲んでも「おお!うまい!」って感じるほど刺激のある味ではないですが、この昆布水を使っていつもと同じように料理をするといつもの味にコクとまろやかさが加わります。
それに、味付けに塩をあんまり使わなくていいから血圧を気にする人(自分)にもいいし、お通じを始め他にも多岐にわたる健康効果も受けれます。
カラダに良くて旨いのでこぶや東良もお昼は毎日昆布水でご飯を炊いて美味しく健康に頂いてます。
そこで、気になったのが、そのまま飲んでもなんだかかわりにくい昆布水を、もう少し濃く作るともっとわかりやすい味になるんだろうか?世の中から化学調味料を撲滅できるぐらいわかりやすい味になるんだろうか?という疑問でした。
実験してみました
1リットルに対して10gの昆布で作った昆布水と、1リットルに対して20gの昆布で作った昆布水を作りました。
昆布をお水に浸けて一晩おいて10g版を味見すると
飲み口スッキリ!料理で作る時の昆布水より 少し薄味なんだけどほのかに出汁が出て 昆布特有の海藻くささや雑味がなくて 味はすーっと引いていくけど、最後に味の残り香がのこるような味。
20g版を味見すると まったり濃い! カドのない甘さで「味がまるい感じ」
こちらも昆布の海藻臭さがなくて飲みやすいけど 飲み続けると喉に引っかかる感じがあります。 最初の一口はいいけど、コップ1杯の昆布水は飲めないな~って感じで はじめの刺激は強いけどすぐ飽きる感じの味でした。
この昆布水を使ってご飯を炊きました。
10g版はいつも食べてるのでいつも食べてる味を評価すると、見た目も香りも、お水で炊いたご飯と何ら変わりありません。味はお水で炊いたご飯より甘みがあるように感じます。飲み込んだ後でついもう一口食べたくなるあじですね。
20g版の昆布水で炊いてみました。 炊いてる時から昆布の香りが漂います。炊きあがったご飯はいつもよりふっくらしてて艶もあります。色はちょっとついてるかな。食べてみると、ご飯の味が濃いです。ハッキリ違いがわかります。一口食べた時、おお!これはうまい!って感想を持ちました。けど、1合食べたら喉から胃にかけてちょっと違和感残る感じが出ました。これは昆布の味が濃すぎました。
結論
やはり昆布のうまみは煮干しとかと違って上品な底味を担うのがいいですね。 「昆布は上品な薄味で」これに落ち着きました。 10gの羅臼昆布をパック詰めした昆布水用昆布(この実験で使用した昆布)も当店で販売しております。