昨日ふと目に入った「サンケイリビング北摂西版」で、
「ホンマでっか!?TV」に出演している脳科学の澤口俊之さんが
『「和食が脳にいい」ってホンマでっか?(本当です)』という記事でコメントされていました。
ローカルな新聞なので全国のみなさんがご覧になれないので、記事を書き写させていただきます。
脳に必要な栄養の70%は「米」でとれる
「和食はバランスのいい食事。特に、主食の米が、脳にはとても重要です。脳に必要な栄養の70%が米で取れてしまうからです。米は、デンプン、タンパク質、ビタミンB群などバランスの良い食品なのです」と澤口先生。中でもデンプンは、体内でブドウ糖に変わり、脳のエネルギーとなる重要な栄養素。
「急に血糖値が上がるのはNG。その点、米を食べるとゆっくり血糖値が上がります。ブドウ糖の量もちょどよく、朝食べておけば昼間でもちます」
ご飯を食べる人は、パンを食べる人に比べてIQが4~5ポイント高いそう。「これは、はしを使うことも要因の一つ立と言われています。実際、うまく箸を使うことどもほど、IQが高いという結果も。4歳未満で使い始めると効果があります。はじも和食文化の一部。やっぱり和食は脳にいい!」和のおかずも脳を活性化させる
和食のおかずも、脳にいい食材が豊富です。
「魚は、さまざまな栄養素が含まれている優秀食材。血管に良いとして知られるDHA・EPAは、攻撃性や衝動性を押さえたり、ストレスを緩和する効果もあります。神経細胞の材料になる『アラキド産』と一緒になると効果アップ。これも、魚に含まれています。食べ方は煮魚がおすすめです」
また、米と一緒に食べるならズバリ、鶏肉。
「鶏肉に含まれる『トリプトファン』とブドウ糖の組み合わせにより、脳内で『瀬戸路人』が合成されます。トリプトファンは魚にも含まれていますが、鶏肉の方が多い」
昔から伝わる”ま・ご・は・や・さ・し・い(まめ・ごま・わかめなどの海藻・野菜・魚・シイタケなどのきのこ・いも)”も脳に有効。
「脳科学的に特に注目したいのは糖類。神経伝達物質『アセチルコリン』のもとになります。古く方食べ慣れた和食は、のうにとっても完成された食事なのです」
とのこと。
日本の文化、『和食』ってすばらしいですね!
紹介されていた「脳活定食」もあわせてご紹介します!
さつまいもごはん
洗った米、水、調味料をサット混ぜたら、サツマイモをのせたたくだけ。
【材料】米2合、水350ml、酒大さじ2、みりん・醤油各角大さじ1、塩小さじ1/3、さつまいも250g(皮付きで2センチ厚さのいちょう切りにし水にさらす)、仕上げに黒ごま適量
ぶり大根
フライパン一つで作れます。サラダ油を熱し、大根、ぶりの順に表面を焼きつけて取り出したら、ぶりに熱湯をまわしかけ、余分な脂を落として湯を捨て、ぶりの臭みを取ります。フライパンににじるAを煮立てて、大根を加えて落としぶたをして15分、ぶりを加えて落としぶたをして10分煮ればできあがり。
【材料】サラダ油大さじ2、大根9センチ(1.5㎝厚さの半月切りにする)、ぶりの切り身4きれ、煮汁A(しょうゆ・みりん。酒各大さじ3、だし1と1/2カップ、砂糖大さじ1、ショウガの薄切り4枚)
鶏肉とわかめ、三つ葉の酢の物
塩をすり込んだ鶏肉を鍋に入れて酒をふりかけ、ショウガ、水を加えて強火で煮立てたら、弱火で蓋をして10分蒸し煮。そのままさまし、食べやすいサイズにさき、三つ葉、わかめと一緒に三杯酢であえます。
【材料】鶏むね肉80g、塩小さじ1/3、酒大さじ2、水1/4カップ、ショウガの薄切り2~3枚、三つ葉1束(ゆでてざく切り)、カットわかめ4g(もどして水気をきる)、三杯酢(しょうゆ、素、みりん各小さじ2)
おいしく脳に良く和食を楽しみましょう!
2014年12月12日