今朝、削り節の製造をお願いしている会社で
かつお節を削っているところの写真を撮ってきました。
と言っても忙しい作業中ですので
少ししか撮れてませんが。。。
早朝の市場の風景
かつお節を削るのも早朝からです。
鮮魚を扱う場所から少し離れたところにある削り現場。
削る前に蒸す作業をする節もあって
削り場の周辺はかつお独特の香りがたってます。
削り機は6台あって、
削る節それぞれ専用の削り機が用意されています。
このときは熟練のおやじさんが慣れた手つきで花かつおを削ってました。
私が子供だったとき、親父がこの作業をしていたのでたまに手伝って(じゃまとも言う)ましたが、私が削るとキレイな花けずりにならなかったのを覚えてます。
この機械の中には大きな円盤が回っていて、
その円盤に14枚の刃が付いてます。
手で削ると1往復で1回しか削れませんが、
円盤1回転で14回も節を削ることができるので
ビックリするくらいの勢いで節が削られていきます。
削られた削り節を袋に入れて
注入器で窒素ガスを入れながら封をします。
これでお客様の手で開封したときに
削りたての状態をお届けできるようになります。
1枚目で袋を機械にセットして、2枚目で袋の空気を全部抜いて、3枚目で窒素ガスを注入しています。
この場所で何十年と削り節を作ってきたので道具や床には傷がいっぱいありますが、
削り節のカスなどは全然落ちてなくてとてもキレイで衛生的に行われています。
好みの割合でブレンドした削り節を作ることができます。
ここでは花かつおだけでなく、数多くの種類の節を削っていますので自由にお客様の好みに合わせた削り節のオーダーメイドができるようになっています。
かつお節だけでなく単独では見かけることがほとんどない目近節の削りやウルメイワシの削り、サバ節などを、好みの割合でブレンドして、窒素ガスを入れて長期保存可能な状態でお届けします。
今のかつおだしに満足できない店主の方、お店独自のだしを作りたいご商売人様もぜひご相談ください。
豊中松前昆布本舗:06-6331-8848(削り節ブレンドの相談とおっしゃってください)
2015年1月20日