白板昆布が入荷しました。
白板(しろいた)昆布?
なんですかそれ?
ですよね
サバの棒寿司の上にのっかってる
半透明の昆布って言うと
わかっていただけるでしょうか。
この白板昆布、
5年ほど前から品不足が続いています。
いや、
昆布がなくて白板昆布が品不足ってわけではなくて
おぼろ昆布が売れないからなんです。
白板昆布はおぼろ昆布を削ったあとに残った
削りカス(言い方がわるいな~)です。
下は爪酢昆布の商品ページの写真ですが、
「ココが爪昆布」の直ぐ左下の
ピーンと引っ張られているところが白板昆布です。
おぼろ昆布はこのピーンと張った昆布を薄く削って作ります。
おじさんの右手で持ってる刃物で表面を削ってますね。
不思議なことに
今では削ったおぼろ昆布より削りカスの方が人気あって
削ったおいしいところはあまってしまってる状態。
またこの白板昆布は
お正月に飾る鏡餅でも使われるので
今から年末にかけて
さらに需要が増えて
品不足状態マックス!
そんな状態なんで
仕入れ先のおっちゃんからは
「だいじに売ったってや~」って言われてます。
だいじに使っていただけるお客様、
豊中松前昆布本舗はこころよりお待ちしています。
2015年10月20日