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昆布とわかめの違い

昆布だし

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アチコチのマルシェにして出店するようになって
若い人お客さまとお話する事が増えました。

昆布やだしに興味があるのは
年齢層高い人だけって思ってましたが、

若いお母さんも
だしに興味があるんですね。
うれしいです(^▽^)

でもたまに、
「昆布とわかめの違いが分からない」
なんていうお話も聞きます。

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そこで、
昆布とわかめの違いをお話します。

昆布とわかめの違い

種類が違います。

「昆布」=褐藻類コンブ科
「ワカメ」=褐藻類アイヌワカメ科

海藻類でその中の褐藻類までは同じですが、
学術上の科目が異なります。

褐藻類は色が褐色であることで分類されてます。

昆布もワカメも緑や黒っぽい緑を想像しますが
海の中では褐色で、湯通しすると緑になり、乾燥すると黒っぽくなります。

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姿が違います。

昆布は根と茎の先に1枚の大きな葉で出来ています。
ワカメは根と長い茎から葉が何本も生えています。

両方とも主に食べている部分は葉の部分(ワカメは茎も食べます)です。

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育つ地域が違います。

「昆布」=北海道
「ワカメ」=全国

昆布は寒いところだけですが、
ワカメは温かいところでも育ちます。

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栄養面では

「昆布」は、たんぱく質、カルシウム、鉄、ヨウ素、食物繊維が多く、ビタミンA、B2も含まれていて、うまみ成分のグルタミン酸をたくさん含み、おだしに使われます。
「ワカメ」は栄養価は高くなく、うまみ成分も少ないですが低カロリーでアルギン酸という食物繊維を多く含んでいるため、料理以外にダイエットにもよく用いられます。

 

使い方が違います。

「昆布」=主におだし、佃煮
「ワカメ」=主に味噌汁やスープの具、サラダ、煮物

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育つ年数が違います。

「昆布」=2年
「ワカメ」=1年
昆布は2年かけて成長して種を放出して枯れていきます。
ワカメは1年で成長して種を放出して枯れていきます。

 

旬(収穫)の時期が違います。

「わかめ」=3月から5月までが旬の春先の寒い時が旬。
「昆布」=7月中頃から9月までの暑い時が旬。

わかめは収穫後製品化までにそれほど時間がかからなくて4月上旬には新物が出ます。
昆布は収穫してから製品化までに時間と手間がかかるのと、流通の関係で秋頃に新物が出ます。

 

昆布とわかめ、
ぱっと見やイメージでは見分けつきにくいですが、
成長や栄養、使い方は違うのですね。

¥480

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